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月に咲く花の如くあらすじと感想29話・30話!星移ズルいのか賢いのか!

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周瑩(しゅうえい)は武漢から綿の買い付けに来た童敬夫(どうけいふ)に会って、高値で商談をまとめるが、沈星移(しんせいい)が間に割りこんできて、儲けを横取りされてしまいます。なんと、ちゃっかりした星移です!

 

月に咲く花の如くあらすじと感想29話

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引用:https://kknews.cc/history/

呉家東院の若奥様らしく身なりを整えた周瑩は童敬夫を訪ね、王世均から教えてもらった通りに話そうとするのですが、面倒になりいつもの周瑩流で商談を始めます。

nyan
気取らない!偉ぶらない!こういうところは周瑩らしくて好感がもてるね!

 

周瑩の駆け引き

周瑩は関中(かんちゅう)の綿花は自分が握っていると伝え、適正な価格なら全て売ると言います。

すると、童敬夫は他の所では1斤50文で買うが涇陽(けいよう)には思い入れがあるので60文で買うといい、周瑩は苦笑いします。

 

nyan
周瑩が寡婦だと思って甘く見てるのかな?

 

呉家東院の綿花は1斤120文、去年の暴落のせいで関中の綿農家は半減し、湖南(コナン)と湖北(コホク)の綿畑は災害で絶望的となれば適正な価格だろう。

周瑩は今年の綿花は最高値になるはずだと言います。

 

そこで童敬夫は80文なら全て買うと持ち掛けたが、周瑩は115文までしか譲らず、交渉は決裂してしまいます。

 

すると周瑩はこれから湖南や湖北の商人とも会う予定だと嘘をついて帰ることにしました。

「その時は1斤150文で売れるかも~あっ!船に積み荷の場所を確保しているとか~空のまま帰ることになりますね~」

周瑩が部屋を出ると、予想通り童敬夫が呼び止めました。

 

そこで周瑩は納品時に支払いができるなら110文と提示、見事に交渉が成立する。お互い様子を見ながらの駆け引きで見事周瑩の言い値で売れます!!

nyan
さすがは周瑩、賢いね!駆け引きが上手い!!

 

ところがそこへ沈星移が割り込んできて横取りしようとします。

 

沈星移の知恵の見せどころ

「1斤110文で納品時の支払いと聞こえましたが、沈家綿花店も80万斤の綿花を提供できます。品質が良く、値も同じ1斤110文です、ただし代金は7日以内にいただければ結構です」

 

周瑩は沈星移が邪魔しに来たと気づき、焦って105文に値を下げると、沈星移も105文に下げた。ただし沈家綿花店なら支払いはあくまで″7日以内″…。

 

すると憤慨した周瑩はいきなり沈星移の胸ぐらをつかみ、別室に連れて行きます。

沈星移が綿花を持っているはずがない、そこで周瑩は手を引くと脅した。

しかし沈星移はならば損をしてでも漢中(かんちゅう)で調達して来るとやり返します。

 

激怒した周瑩は蹴り飛ばそうと足を上げたが、逆に沈星移に足をつかまれ、「その代わりお前も損するぞ?…俺を追い払いたいなら全ての綿花を1斤80文で売れ、私から童老板に100文で売る」

 

周瑩に綿花を全て押さえられた沈星移は綿農家を調べ、実は周瑩が綿農家に品物を納めたら3日以内に代金を支払うと約束したことを突き止めていたのです。

 

呉家東院に建て替える余裕などないことは明らか、周瑩は足元を見られ、3ヶ月も奔走して65文で仕入れた綿花を沈星移に80文で売ることになってしまいます。

 

周瑩は部屋を出る前にせめてもの仕返しに沈星移の腰に蹴りを入れ、仕方なく今回は引き下がります。

nyan

星移の腰に蹴りを入れるシーンは思わず笑っちゃったよ!

 

沈星移は周瑩から買った綿花を1斤100文で童敬夫に全て売りさばき、便乗しただけで1斤20文の儲けを得ることになりました。

nyan

なかなかやるじゃん!星移君!やはり賢いんだねというか、ズルいよ!

 

屋敷に戻った沈星移は祖母と母から父が自分を褒めていたと聞きます。

父に認められた星移はようやく自分の居場所を見つけ、商売の楽しさを知ります。

 

周瑩は王世均から一番稼いだのは童敬夫だと聞き驚きます。今年は綿布が高騰するため、童敬夫の儲けは3万両は下らないといいます。確か呉家も西院に反物店、中院に織物工房があるが、景気は悪かったんです。

 

すると周瑩は早速、趙鴻伍(ちょうこうご゙)に来年分の綿花を押さえるよう指示します。

 

商いの合併を提案

周瑩は鄭氏に借りた2千両と利子と配当金を渡します。親孝行をするのは当然と言う周瑩に鄭氏は自分の宝物入れからお金等を取り出し、これを使って好きなだけ商いをするよう言います。

nyan
実の母ではないのに鄭氏に親孝行・・・鄭氏は感激・・・!

 

周瑩はもうすぐ義母の誕生日だから盛大に宴を開くといいます。

 

周瑩は二叔・呉蔚武(ごいぶ゙)と四叔・呉蔚全(ごいぜん)に商売の相談があると声をかけ、綿花を持つ東院、織物工房がある中院、そして反物店を持っている西院、三院で出資し合えば反物業が成り立つと説明します。

 

陝西(せんせい)産の綿布は圧倒的に生産量が少なく商人の気を引けないが、呉家三院が手を組めば1年で12万反、生産できる。陝西産の名が広まり評判が上がれば、湖北産の市場にも乗り込んでさらに稼げるというのですが、。呉蔚武も呉蔚全もなかなか首を縦にふらない。

 

しかし呉蔚武は確かに魅力的な提案で合資会社となると大きな賭けになると少し興味を惹かれたようですが、呉蔚全を説得できたら乗ると言います。

 

周瑩があの堅物の四弟を説得できたら、西院も反物業に出資してもいいといいます

そこで別院に帰った周瑩は周老四に協力を頼み…。

 

一方、杜明礼は父を失った胡咏梅(こえいばい)を心配していました。そこで刑部に残っていた胡志存(こしそん)の形見を届けるという口実で会いに行く。

 

しかし隆昇和(りゅうしょうわ)に戻ると、査坤(さこん)になぜ胡咏梅に1人で会いに行ったのかと迫られます。「天涯孤独になった彼女を心配するのは当然だろ?」

 

「どうかお忘れなく、ご自分のお立場を…」と、釘を差されてしまいます。

 

そんなある日、屋敷から出た呉蔚全は偶然、門の前で道に迷っている道士を見かけ道案内をしたが、道士が呉蔚全の顔を見るなり急に怯え始めます。

 

驚いた呉蔚全は逃げ出そうとする道士を引き止め、何かあるのか追求すると道士は今すぐ家に戻るよう勧め、今後は不用不急の外出は控えた方がいいと言って走り去ってしまいます。

 

呉蔚全はいんちきだと憤慨して出かけることにしましたが、道を曲がったところで急にすっ転び、立ち上がった途端に鳥の巣が頭に落ちてきて、呉蔚全はふと道士の言葉を思い出し、結局、急いで屋敷に戻ります。

 

nyan

周瑩と周老四の企みなんですよね!愉快だね。さて、何が起こるのかな?

 

月に咲く花の如くあらすじと感想30話

tukinisakuhananogotoku引用:https://kknews.cc/entertainment/

周瑩は反物業への出資を拒む呉蔚全を懐柔するため、呉蔚全の迷信好きを利用することにしました。

 

そこで知り合いの曹を道士に仕立て、占い好きな呉蔚全と接触させます。

 

当初は道士の見立てを信じていなかった呉蔚全だったが、道を曲がった所で周老四(しゅうろうし)が地面に張った釣り糸に足を取られてすっ転び、立ち上がった時に仕掛けを踏み、落ちてきた鳥の巣が見事に頭に命中。

nyan
踏んだり蹴ったりの呉蔚全!気の毒だけど面白い!

 

呉家布業

道士は呉蔚全が邪神に取り憑かれていると教え、その時は邪神より不吉なものと手を結ぶことで退散させ、大きいな財運に恵まれると吹き込まれます。

呉蔚全が屋敷に戻ると周瑩が待っていました。

 

出資の件だと知るや否や呉蔚全は加わる気はないと断ります。すると周瑩はわざと四叔を怒らせて、「何でも呉聘(ごへい)の祖父が分家して東・西・南・中の4院が生まれたとか、

でも今や中院は置いてけぼり、四叔が迷信深く商機を逸しているからです…夫人がお気の毒ですよ、夫のせいでこの衣の地味なこと~」

 

どうやら四叔が周瑩を疫病神呼ばわりして、肝心な事に気づいたところで、周瑩は話しても無駄なので帰ると言い、春杏(しゅんきょう)は急いで主人の肩に外套をかけると、その後ろ姿を見た呉蔚全は驚愕する。

 

周瑩は青い衣の上に藍の外套、つまり道士が教えてくれた手がかりとまさに合致していた。

「待った!…中院も出資します!」

nyan
成功!成功!まんまと呉蔚全は周瑩の術中に嵌りましたね!

 

こうして呉家東院・西院・中院の合資会社が設立、周瑩は式易堂大印(しきいどうだいいん)を託され、当主となります。

 

杜明礼の計画

呉氏布業の開業を知った杜明礼は呉家が息を吹き返したことに驚き、しかも中心は池に沈められたという東院の寡婦だと知ります。

 

杜明礼は誰より周瑩を憎んでいる胡咏梅(こえいばい)を巻き込んで周瑩を襲わせようと計画します。

 

胡咏梅も呉氏布業の開業を知り、憤っていので、杜明礼は盗賊に周瑩を誘拐させるよう提案、しかも標的の居場所を書くだけで銀子も必要ないといいます。

 

しかしさすがに胡咏梅も何かおかしいと気づき、見返りも無く敵討ちの手伝いをしようとする杜明礼に疑惑の目を向けますが、小さいころ死にかけていたところを胡咏梅に助けてもらった恩だと言いいます。

nyan
ほんとに、それだけ?他になにか目的があるんじゃないの?杜明礼だと疑いたくなりますよね!

 

誘拐事件勃発

胡咏梅は鄭氏を訪ね、鄭氏から周瑩の様子を聞きだします。胡咏梅は杜明礼に周瑩が毎日、寅刻に屋敷を出て織物工房に行き、未刻に戻り食事も外で摂ると知らせます。

 

杜明礼は早速、盗賊に文を書くことにしたが、お茶を運んできた査坤がわざとこぼしたお茶で火傷をし胡咏梅が代わりに筆し文を書きます。

nyan

いざとなったら胡咏梅の責任にするつもりなの?

織物工房に韓三春率いる賊が押し入り、東院の寡婦がさらわれた・・・という知らせに沈星移は織物工房に駆けつける趙白石は血相を変えて周瑩の救出に向かい、槍を持って賊と戦います。

 

周瑩と間違われ袋詰めにされていた呉漪(ごい)を無事救いだし、呉家まで送り届けてくれました。

管轄下で三寿幇が事件を起こし、趙白石は知府・英賢(えいけん)から叱責され、3ヶ月以内に三寿幇を平定するよう命じられてしまいます。

 

一方、周瑩は織物工房がなぜ三寿幇に狙われたのか不思議でしかたがない。

 

周老四は頭領自ら乗り込んできたことから、これはでかい山だったのだろうと推察する。

「奴らの狙いはお前だったんだ」

春杏も確かに″呉家東院の寡婦はどこだ″と言っていたと証言しました。

 

しかし周瑩は自分をさらう価値などないと呆気にとられる。

周老四は今や周瑩が呉家東院の当主だと言ったが、だとしても今の呉家東院に何があると言うのでしょうか。

 

誰が暗躍しているのか知る由もない周瑩、すると趙白石が訪ねてきました。

 

呉聘の毒殺した犯人は誰?

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引用:https://kknews.cc/history/

周瑩は三寿幇とは何の因果もないと訴えたが、実はもっと奇妙なことがあるという。

「呉聘の死は宝来とは無関係でした」

 

柳婉児が呉聘を毒殺しようとしていたのは事実ですし、使用人の宝来は確かに宝来が毒を入れたのは事実だったのですが、あの日、呉聘は宝来の入れたお茶を飲んでいなかったのです。

では誰が呉聘に毒を持ったのか…。

月に咲く花の如くあらすじと感想29話・30話!星移ズルいのか賢いのか!まとめ

引用:https://kknews.cc/history/

周瑩が商人として歩み始めました。ストーリーに商いの要素が加わりとても面白くなってきましたね。

 

綿花が上がることを見越して周瑩は買い占めていたのですね。星移相手に一泡吹かせたのはいいですが、最終的な結果として星移に一本とられてしまったのも面白い!

 

しかも、星移の提案内容は、星移だけが得をする内容ではなくてちゃんと周瑩にも利益が出る内容であるところがいいですね~~~やさしい。

 

でも、星移は、綿花で儲けたことを父親に絶賛され嬉しそうにしていましたが、考えてみると星移はただ周瑩の取り引きを横取りしただけです。買い占めも相場操作も、もとはと言えばすべて周瑩の発想力から生まれたものです。

 

星移の良いところは利益をすべて横取りするのではなく、相手を蹴落すわけでもなく、商人として真正面から競おうとしているから好感が持てます。

 

星移と周瑩の競い合いがこれからも楽しみですね!

呉聘を毒殺したのは柳婉児ではありませんでしたね。

 

呉聘毒殺の件のどんでん返しで驚いたあまり他の内容が吹っ飛んでしまいましたが、今回は趙白石と呉漪の出会いも注目ポイントです。

 

呉漪は誘拐犯から救ってくれた趙白石に一目ぼれをしたようです。今後2人の関係がどう変わっていくのか気になります。

 

趙白石は周瑩が誘拐されたと聞き血相を変えて飛んでいきましたね。星移も必死に駆けつけました。趙白石・星移、この二人も周瑩に好意があるのが見え見えになりました。今後周瑩とどう関わっていくのかも気になりますね。