月に咲く花の如くの28話のあらすじと感想の紹介です。サンテレビで28話の放送が終わりました。一気に動画配信で最終話まで見てしまったけれど、1話ずつ見ていくのもいいものですね。何度見ても見飽きない「月に咲く花の如く」最高のドラマです!。
「月に咲く花の如く」28話では、胡志存(コシソン)は杜明礼(トメイレイ)から呉蔚文(ゴイブン)が自分を陥れたと聞いて偽証を承諾しましたが、実際は偽造どころか証拠も差し出しておらず、逆に呉蔚文が自分を救うため、全ての罪をかぶってしまう・・・
目次
月に咲く花の如くの28話あらすじと感想

出典:https://www.showtime.jp/
胡志存の後悔
ある日、杜明礼が収監先に現れ、杜明礼は胡咏梅(こ・えいばい)に頼まれ、やむを得ず胡志存を家に帰すと言います。
せめてもの償いに胡志存は真相をすべて公にすると覚悟を決めたのですが、杜明礼はひと言でも口にすれば娘を婢女(はしため)にして生き地獄を味わわせると脅します。
苦しい胸の内を誰にも明かせぬまま、胡志存は日一日と罪悪感を募らせて憔悴していきます。

胡咏梅は思いつめる父を心配し、涇陽(けいよう)を離れようと提案します。
「ここではない場所へ、父上、苦しい思い出から離れて遠くへ行きましょう」
呉聘の墓参りをしていた周瑩は呉蔚文の墓前で謝罪する胡志存の姿を見かけ、思わず告白を聞いた周瑩は問い詰めます。

事件の真相を話せない胡志存の胸倉をつかみ詰め寄る周瑩。
胡志存は娘を守るため黒幕を明かせず、ある人物に強要されたのだと泣き崩れてしまいます。
「黒幕」の存在を嗅ぎ取った周瑩は何としても白状させようとしますが詠梅が邪魔をして胡志存を連れ帰ってしまいます。

詠梅はこんなに力があるのかと言うほど、周瑩の邪魔をしてくるんですよ!もう、見ていて腹が立つ!!
胡咏梅はどうにか父を守って馬車で逃げるが・・・「私から逃げられると思わないで!かならず真相を暴いてやる」と叫びながら追いかけます・・・。
胡志存の死
娘と水入らずの夕食、胡志存は娘に思い出話をします。追いはぎに襲われ死にかけていたところを呉蔚文に助けられたこと、毛皮の商売で失敗して無一文になった時、自分を呉蔚文が仕入れ用の資金を出して救ってくれたこと・・・。
最後にお前は自慢の娘だが、わがままなうえに頑固で人に譲ることをしないが、 今後はくれぐれも自分を抑えることを心がけ、人の恨みを買うな…と諫言します。
「父上、分かりました」
「約束だぞ」
翌朝、胡志存の首を吊って死んでいる姿が発見されます。

罪の意識に耐えられなかったのでしょうね。本当は全て打ち明けたかったのですよね。でも娘のために胸の内を明かせないから死を選んだんですね~胡志存は・・・かわいそうに。。。
翌日鄭氏と周瑩は呉蔚文の位牌を持って胡家に行くと、胡志存が自害したと聞き動揺する周瑩達を胡咏梅が見つけ、周瑩にお前のせいだとつかみかかります。
侍女たちは侍女たちは周瑩につかみかかる胡咏梅を必死に止め、周瑩はその隙に義母を連れて退散しますが、胡咏梅の怒りは収まらず、
「周瑩!決して許さないから!必ずお前を殺してやる!父の敵を討つわ!」

このお嬢様、めちゃ口が悪い!!お前呼ばわりで、殺してやるとか・・・大事な父親が周瑩と合った日に自殺しているんですから、周瑩のせいでお父さんが死んだと思い込んでいても仕方がないかな。。。
趙白石は再調査にかかるのか?
周瑩は義母を先に帰し、役所の趙白石(ちょう・はくせき)を訪ねました。
そこで胡志存が命を絶ったと報告し、偽造したのは胡志存で、呉蔚文の無実だったのではないかと相談に行きます。
趙白石は寛大な処置だったことから蒸し返さない方が賢明だと説得しましたが、周瑩は真相が知りたいと食い下がります。すると趙白石は仕方なく詳しい事情を聞いてみると約束します。
趙白石は張長清(ちょう・ちょうせい)を訪ねて、胡志存が首を吊ったと報告し、死ぬ前に呉蔚文の冤罪を匂わせていたと告げます。
しかし張長清は自供も辻褄があっており、証拠も揃っているので冤罪などあり得ないと断言します。趙白石は呉家東院の寡婦2人が納得していないと相談しますが、張長清は家族の目には凶悪犯も善人に映るものだと取り合ってくれません。
「各方面に関わりがある事件ゆえ蒸し返すのは上策とは思えぬ東院の者が黙らぬなら強硬な手段を使え」張長清の言葉にいささか面食らう趙白石…。

胡志存の葬儀に杜明礼が訪れ、胡志存は何か言い残したかと尋ねるが、何も言わずに逝ったと告げます。周瑩が追い詰めたせいで亡くなった、敵を討つと言います。
もし、胡志存が全て話していれば、杜明礼は胡咏梅をどうするつもりなんでしょうね?考えると恐いですね!
沈星移とのかけ引き
沈氏綿花店の副番頭となった沈星移(シンセイイ)、しかし毎年、農民が綿花を売りに来る頃にもかかわらず、中秋になっても1人も来ない。
星移は石(せき)番頭に事情を調べるよう命じ、武漢(ぶかん)の童(どう)老板が来るまでに買い付けておくようにと指示します。
しかしその理由はすぐに分かりました。
周瑩は3ヶ月も前に綿花を80万斤も買い付けていました。それも良質の綿花を買い占めました。
沈星移は周瑩に会いに行き、そこで沈星移は大量の綿花を抱えるのは危険だと警告し、自分に売るよう持ちかけます。
周瑩はありがたいと喜び、1斤120文で売ると言うのを聞き、去年の倍の金額に驚く沈星移。駆け引きするも値は下げられず沈星移はすごすご帰ります。
「聞き間違いか?去年の相場は1斤60文だぞ?」
「そりゃ~今年、採れた綿花だもの、当然、違うわ」
星移は仕方なく70文でどうかと折れたが、周瑩は1文足りとも負けないと譲らない。
すると初めは平静を装って値下げ交渉をしていた星移ですが、ビタ1文もまけないという周瑩にだんだん苛立ちを覚え、最後には“いつもの”星移に戻り捨てゼリフを吐きます。
星移は席を立ち、綿花を持っているのは周瑩だけではないと啖呵を切って帰ったのですが、周りの農家では綿花を売ってくれる農民は誰もいません。全て呉家東院に押さえられていて気づいた沈星移は再度周瑩に交渉するのですが決裂します。

「分かったよ、70文だ、文句ないだろう?」
「120文よ」
「75文」
しかし周瑩は輿の帳を閉めてしまう。
星移は自ら輿の帳を開け、75文でも不足なのかと迫った。
「いくらならいいんだ?!」
「そうね…顔見知りなんだし特別に115文で手を打つわ」
「その値じゃ無理だ!」
「…無理なの?だったら遊んで気ままに暮らしたら?」

趙鴻伍(ちょう・こうご)が駆けつけ、武州から豪商の童老板が雲楽客桟(うんらくきゃくさん)に到着したと報告します。雲楽客桟と言えば質素な宿だが、童老板は贅沢をしないという。
周瑩はすぐ会いに行こうと輿に戻ることにしましたが、童敬夫は呉家東院でも蔚文が直接交渉していたほどの大物らしく、王世均から、いつもの格好では失礼にあたると注意されます。
さあ、童敬夫との商談、29話ではどう展開していくのでしょうか?ワクワクしますね~!
月に咲く花の如くの28話あらすじと感想!真相は闇の中!?バカ娘に憤慨まとめ
かつての恩人を陥れた罪の意識に囚われ、しかも誰にも話すことが出来ないボロボロの胡志存、見ていて可哀そうでした。
わがままで世間を知らないお嬢様ですが、悪賢い杜明礼にばっちり利用されそうでこの先大丈夫かなと心配になります。
周瑩は商売でイキイキしています。お坊ちゃまの沈星移とのやり取りもテンポ良く、喧嘩するほど仲がいいというのはこの事なのでしょうね!