こういった疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- Googleのアナリティクスの使い方
- アナリティクスの見るべきポイント
について解説します。
本記事では、本記事では、Googleアナリティクスの使い方について、見るべきポイントやコツを詳しくご説明していきたいと思います。
それでは、下記の順番で進めていきます。
- Googleのアナリティクスの使い方
- アナリティクスの見るべきポイントについて
目次
Googleのアナリティクスの使い方
まず初めに、アナリティクスとはについて説明をしたいと思います。
Google アナリティクスとは、サイトへ来訪したユーザー数、行動、コンバージョン、リピート率、訪問経路などを解析できるツールです。
Google サーチコンソールとともに、WEB担当者なら合わせて利用したい必須のツールです。(サーチコンソールと連携させることが可能です)
また、Googleアナリティクスを利用することで、検索ユーザーに人気のあるページや、1日どれだけのアクセスがどこからあったのか?サイトの滞在時間はどれくらいか?など細かく知ることができます。
サイト内のコンテンツ改善に役立てる事ができる重要なSEOツール と言えます。
アナリティクスの見るべきポイント
基本的には、アクセス解析のデータが以下の項目にまとめられていて、主にアクセス数をチェックする「オーディエンス(旧:ユーザー)」。
そのユーザーがどういった手段でどこから訪問したのかをチェックする「集客」、そして、サイト内のどのページが見られているのか?などを細かくチェックする「行動」にサイトを改善するためのポイントがあります。
順番に説明します。
各項目の中には様々な要素の数値を見ることができ、アナリティクスではかなり詳細なアクセス解析を行うことが可能です。
リアルタイム
リアルタイム機能の概要では、今現在の訪問状況を確認できるレポートです。訪問数や閲覧ページはもちろん、国別やメディア別、発生しているイベント状況(イベント設定が必要)、コンバージョン達成の状況(目標設定が必要)などが確認できます。
このページでは、今ページに来訪しているユーザーの行動を確認することができます。
ユーザーがどこから来訪して、どんなコンテンツを参照しているのかを確認できます。
ユーザー(サイトに訪問したユーザー数ページビュー数 等の確認)
ユーザーはサイト訪問者の属性を確認できるレポートです。例えばサイト訪問時に利用したデバイス、アクセス元の地域、訪問頻度などのデータを確認できます。
サイトにアクセスしてきたユーザー数、セッション数、ページビュー数、平均セッション時間、直帰率などを確認することができます。
集客(サイトへの集客チャネル 等の確認)
サイト訪問者の流入経路を確認できます。訪問者がどこからアクセスしてきたのか?といった集客元を確認することができます。
サイトに訪問するきっかけは、検索以外にも広告や他サイトから設置されたリンクなど様々です。
これを把握することによって、サイトのアクセスを増やすために行った以下のような施策が効果あったのかどうか?などの検証に利用することができます。
また、設定を行えばGoogle広告やサーチコンソールの数値も確認できるようになります。
行動(ページ別のPV数・滞在時間・直帰率・サイト内の行動フロー 等の確認)
サイト訪問者がサイトをどのように利用しているか確認できます。サイトで人気(流入が多い)のページやディレクトリを確認したり、どのページで離脱したのかなど、訪問者の行動及び各ページの役割を理解するために役に立ちます。
また、イベントを設定していれば訪問者のサイト内行動を測定することもできます。
コンバージョン
設定した目標の達成状況を確認できます。サイトにより目標の設定は異なりますが、サンクスページを目標に設定すれば資料請求数や問い合わせ数を測定できます。
また、目標達成までのルートや途中離脱状況も確認できます。ECサイトならばeコーマスの設定を行うことで、ユーザーのショッピング及び決済行動の確認も行うことができます。
以上がGoogleアナリティクスのメニュー構成の基本的な見方です。
用語の説明
Googleアナリティクスに出てくる基礎用語を解説します。基礎用語は解析ツールごとに定義が異なることがあるため、集計データを正確に理解するために、各用語の意味を把握しましょう。
セッション
セッションとは訪問者がサイトに訪問してから閲覧を終了するまでの一連の行動を指します。
同じユーザーが1日のうちに2回アクセスした場合、その間隔が30分以上あれば「2」と計測されることになり、後日アクセスした場合はさらにカウントされることになります。
なので、セッション数が多いということは、再訪問しているユーザーも多いと言えることから、サイト自体に利便性・面白みを感じられている可能性も高いと思われます。
平均セッション時間
平均セッション時間はセッションが開始されてから終了するまでの時間の平均です。
新規セッション
新規セッションはサイトに初めて訪問したユーザーのセッションのことです。
1人のユーザーが異なるデバイスで初回アクセスしたり、クッキーの期限が切れた状態でアクセスするなど複数回のアクセスでも新規セッションにカウントされることは珍しくありませんので、あくまで参考程度に利用しましょう。
ページビュー
ページビューはページの閲覧回数で、サイトに訪問した人数に関係なくサイト内のページをどれくらい遷移したか?といった数値なります。
1セッション内に複数閲覧された場合は複数回カウントされます。PVと略称されることが多いです。ページビューはセッションとは違い、時間の制限がありません。
なので、同じユーザーが同じサイトを回遊すればするだけ、ページビュー数が増えることになります。
ページ別訪問数
ページ別訪問数はページが1回以上見られたセッションの数です。
ページ/セッション
ページ/セッションは1回のセッションで閲覧したページ数です。
直帰率
直帰率は直帰(サイトを訪れたが他のページを閲覧することなくセッションを終了)した割合です。ユーザーが到達した1ページだけ見て、サイトから離れてしまった割合のことを示しています。
全体セッションの中の直帰した割合を指します。ユーザー視点で考えると、クリックはしたが内容が自分の求めているものではなかったり、ページ自体が見づらいものだったりすると直帰率が高まってしまう原因になります。
離脱率
離脱率とは、ページビュー数に対してユーザーがサイトを離れてしまった割合のことを示しています。例えば、100回のページビュー数に対して20の離脱が発生したとなると、離脱率は20%になります。
コンバージョン
サイト内でのコンバージョン(=成約)数を計測することができます。左の項目から「コンバージョン」→「目標」→「概要」を選択することで表示します。
コンバージョンは自分で設定することができ、「問い合わせ」や「商品購入」、「会員登録」などがあげられます。サービスサイトやECサイトにおいて多くのサイトはコンバージョン数を増やしていくことが目的となります。
まとめ:Googleのアナリティクスの使い方とは?【見るべきポイントとコツ】
今回は、Googleアナリティクスの使い方について、また、見るべきポイントなどをご説明してました。
Googleアナリティクスは取り扱うデータがとても膨大ですが、サイト内を修正するためにはとても役立つツールです。
しっかりと効果を出すためにも、このアナリティクスのデータを活用していきましょう。
まずは基本的な指標からチェックする癖をつけ、次第に自分の施策で必要なデータをチェックができるように慣れて行きましょう。