阿蘇山が5年ぶりに噴火!真っ黒な噴煙がブワーッと立ち込める映像に衝撃!
気象庁によると、今回の噴火では、大きな噴石が火口から900mまで飛んだほか、高温のガスなどを含む火砕流が火口から1キロ以上のエリアまで到達したと発表しています。
登山者の無事を確認
火口南側の南阿蘇村によると、火口の約2~3キロ四方では、少なくとも中岳と隣の高岳の登山ルートに4人、風光明媚(めいび)な渓谷で知られる「仙酔峡」のルートに10人の登山者がいたそうですが、無事に下山しました。
他にも、登山中だった京都大学の観測隊メンバーの無事も確認されたようです。
火口北側の阿蘇市は登山者11人の無事を確認できました。
登山者が無事でよかったーです!
警戒レベルが2→3に引き上げ

出典:毎日新聞
気象庁は噴火警戒レベルを入山規制を示す「3」に引き上げ、火口から2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
周辺の住民が避難する必要はないということです。
阿蘇山噴火は「水蒸気爆発」が原因?

出典:毎日新聞
今回の噴火は「水蒸気爆発」の可能性がある。
地下にたまったマグマの熱で、地下水が水蒸気となって爆発。
阿蘇山では10〜20年に1回程度このくらいの噴火は起きている、と火山に詳しい大学教授はみています。
高さ3500mの噴煙を伴う噴火を起こした阿蘇山(熊本県)は火山活動が活発で、これまでにも毎年のように噴火してたようです。
2016年10月には噴煙が上空11,000mまで上がったほか、19年5月、20年2月には高さ1700~2000メートルの噴煙を伴う噴火が発生した。
気象庁では数日前にも噴火が起きているので繰り返す可能性があり、今回は火砕流が1キロに達しているが、それ以上の規模になる恐れがあるので近づかないよう注意しています。
阿蘇山噴火で煙が迫ってくる恐怖

出典:毎日新聞

現在の警戒事項は下記のとおりです。
- 中岳第一火口から概ね2キロの範囲では、噴火に伴い飛散する大きな噴石や火砕流に警戒
- 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意
- 火山ガスに注意
- 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らない
また、以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒。
熊本県:阿蘇市、高森町、南阿蘇村
車の後ろから追いかけてくると想像したらめちゃ怖いですよね。