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天国と地獄 〜サイコな2人~原作のモデルのネタバレを解説!

Heaven and Hell Episode 8



【PR】この記事はプロモーションが含まれています。

今回は綾瀬はるか主演で高橋一生、北村一輝、柄本佑が出演する天国と地獄 〜サイコな2人~」の原作とモデルを紹介していきます。

 

天国と地獄~サイコな二人~」原作は小説?漫画?

このドラマの原作は、小説でも漫画でも。海外作品のパクリでもありません。

このドラマは脚本家「森下佳子さん」のオリジナルストーリーです。

 

タイトルだけを見ていると、漫画や小説が原作のようなきがしますが、列記とした

オリジナルストーリーなのです!

 

名 前 森下佳子(もりした よしこ)
生年月日 1971年1月24日 
出身地 大阪府高槻市
代表作 『世界の中心で、愛を叫ぶ』、『白夜行』、『JIN-仁』、『MR.BRAIN』

『おんな城主 直虎』、『義母と娘のブルース』、『プラトニック・セックス』

受賞作 日本アカデミー賞優秀脚本『花戦さ』など

 

脚本家とは原作があっても、登場人物のセリフや場面や登場人物の行動を説明する”脚本”を作るのが主な仕事です。オリジナルにしても原作を元にしても脚本を作ることは重要な役割です。

 

森下佳子さんの作品には「天国と地獄」でも主演を務める綾瀬はるかさんが多数出演しているんです!どんな作品があるのかご紹介しますね♪

 

綾瀬はるかさんと森下佳子さんのタッグ作品

脚本家の森下佳子さんと綾瀬はるかさんはこれまでにもいくつものヒット作品を生み出している最強タッグなのです。

 

綾瀬はるかさんとタッグを組んだ有名作品では、代表的なのが「世界の中心で、愛を叫ぶ」です。

セカチューと呼ばれていましたね!!

2001年に小説がヒットし、2004年以降映画となり、テレビドラマ化もなりました。

 

さらには綾瀬はるかさんと山田孝之さんが共演しているのが「白夜行」です

東野圭吾作品の小説です。2006年にドラマ化されていて、後から知りましたが、実はセカチューも白夜行も「田中圭さん」が出演していたようです。

 

田中圭さんが出演していたとは、私も全く知りませんでしたけれど、今回調べてみて「え~そうなんだ…」と改めておもいました。ストーリーはもう忘れましたが、「白夜行」は印象的なドラマでした!

 

あと、2009年放送された「JIN-仁-」も森下佳子さんと綾瀬はるかさんのタッグドラマなんですね。

これの原作は漫画ですが、現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップして、自らも幕末の動乱に巻き込まれていくというなかなかシュールなドラマでした。

 

さらに2018年には「義母と娘のブルース」もそうですね!綾瀬はるかさんにピッタリなドラマだったように思いました。

 

天国と地獄~サイコな二人~」モデルのネタバレとは?

https://twitter.com/tengoku_tbs/status/1343897266365505536

今回森下佳子さんは、鹿児島・奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」。「本当は月は太陽に、太陽は月になるはずだった」という伝説をモチーフにドラマを書き下ろしたそうです。

 

日曜劇場「天国と地獄」のモチーフは、奄美大島に伝わる太陽と月の話です。

 

天国と地獄~サイコな二人~」のモデルになった月と太陽の伝説とは

「月と太陽の伝説」は昔むかしのその昔から、喜界島(きかいじま)に伝わってきた昔話です。

日中に空高く昇って、空を照らしている太陽。

しかしそんな太陽は、ほんとうは夜の月で、反対に夜の闇を照らしている月は、昼間の太陽でした。

なぜそんなことが言えるのかというと、実はこんなことがあったのです。

それはある夜の出来事でした。

その夜、太陽と月は寝る前に次のような約束をしていました。

今宵、太陽か月のどちらかのお腹の上に「シヤカナローの花」が咲いたら、咲いた方が昼の太陽になる。

一方の咲さかなかった方は夜の月になる。

このように約束をしていました。

この夜、例の「シヤカナローの花」は月のお腹の上に咲きました。

その時、太陽は月よりも先に目が覚め、「シヤカナローの花」が月のお腹の上に咲いているのを見た太陽。

太陽は、自分が「昼の太陽」になりたかったので、月に気づかれないようにこっそりと自分のお腹の上にこの花を植え替えたのです。

それからは太陽が昼に、そして月は夜に出ることになりました。

ところが、太陽はしてはいけないことをしてしまったので、今では誰もまともに直視することができない姿になってしまいました。

そして一方の月は、誰もがいつまでもずっとその姿を見ていられる美しい姿をしているのです。

(参照文献「鹿児島県大島郡喜界町~『鹿児島県喜界島昔話集』)

 

そもそも月は太陽で、太陽は月であったという、奄美大島に伝わる伝説です。

この伝説をモチーフに「天国と地獄」は描かれています。

 

天国と地獄~サイコな二人~」のシャカナローの花は存在するの?

この伝説に出てくる「シャカナロー(シヤカナロー)の花」ってどんな花なのでしょう!

太陽を月に替え、月を太陽にしてしまうほどの力を持つ花シャカナローの花。

 

結論を先に言うと、「シャカナローの花」と言うのは架空の花です!

 

世界自然遺産候補ともいわれる奄美大島は、鹿児島市と沖縄島のほぼ中間に位置していて多種多様な、珍しい植物がたくさん自生しています。

Twitterで奄美大島の花々を検索すると、美しい花が沢山出てきました!

https://twitter.com/leisuzaku/status/1288973997183389696

https://twitter.com/ouchan2017/status/1079317893446160386

天国と地獄 〜サイコな2人~原作のモデルのネタバレまとめ

Heaven and Hell Original

「天国と地獄 〜サイコな2人〜」のモチーフとなる伝説は、奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」をモチーフにした森下佳子さんのオリジナルストーリーです。

 

また、奄美大島の「月と太陽」の伝説に出てくる「シャカナローの花」は実在しない架空の花です。

刑事とサイコパスな殺人鬼、真逆の二人が入れ替わり、立ち場が逆転したことを皮切りに、互いの価値観を根底から揺るがす予想もしない真実と「究極の愛」を描いています。パニックになった二人がどう愛を育んでいくのかがとっても楽しみですね!

 

追記:別の月と太陽にまつわる伝説

むかしむかしあるところに母親と2人の幼い兄と妹がいました。その母親は毎日働きに出かけていたので、幼い兄と妹は、母親の帰りを家で待っていました。

ある日、いつものように子供たちが母親の帰りを待っていると、家の外から声が聞こえてきました。

 

「子供たちや~お母さんが帰ってきたよ~」と。

その声を聞いた子供たちは、母親が帰ってきたと思って喜んで扉を開けたのですが、なんとそこには母親ではなくて大きなトラがいたのです!このトラに驚いた子供たちは、家の裏口から外に逃げました。

 

そして家の裏にある大きな木によじ登ったのです。子供たちを追いかけてきたトラがたずねました。「お前たち、いったいどうやってそこまで登ったんだ?」と。

すると兄は「木にごま油を塗って登ったんだよ」とウソを言ったのです。

 

それを聞いたトラは早速、木にごま油を塗ったのですがすべって登ることができませんでした。トラは再度、子供たちにどのように登ったのかを聞きました。

すると今度は妹が「菜種油を木に塗ってから登ったんだよ」と答えたのです。

 

それを聞いたトラは、次菜種油を木に塗って登ろうとしましたが、やはりすべって登れません。

 

妹は、そんなトラを木の上で見ながら笑っていました。妹は笑いながらこう言ったのです。「トラってほんとにおかしいわね」

 

「オノをついて木を登ったのが分わからないなんて」妹はつい本当のことを言ってしまったのです!

 

それを聞いたトラは今度はオノをついて木を登り始めます。その光景を見た子供たちは、怖くなって天の神様に助けを祈ったのです。

 

するとなんと天から綱がおりてきました!子供たちはおりてきたその綱を手に取り、そのまま天へと登っていきました。

 

それを見たトラも綱につかまります。しかし、綱が途中で切れてしまってトラはそのままとうもろこし畑に落ちてしまったのです。一方の子供たちは、無事に天に登ることができました。

 

天に登った兄妹は、兄は太陽に、そして妹は月になりました。

月になった妹は、しばらくすると夜に一人でいるのがさみしくなり、兄と代わってもらうことにしました。

こうして妹が太陽になり、そして兄が月になったのです。

太陽になった妹は、今度はお昼の明るいときにみんなに見られるのが恥ずかしく感じました。

そこで、太陽の妹はギラギラとまぶしく強い光をはなってみんなに見られないようにしたので、太陽は今のようにまぶしくなったのです。

参考文献:「童話 同様の王国」

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